【冬もOK】車なしで楽しむ函館観光2日目|五稜郭・函館山・ベイエリアを巡る

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函館山からの景色

冬の函館を車なしで回りたいけれど、どんな順番なら無理なく歩けるの?

実際に車なしで巡った人のモデルコースを参考にしたい

本記事では、このようなお悩みを解決します。

✅ 本記事の内容

  • 冬でも函館を車なしで1日回れる実際のスケジュール
  • 五稜郭・元町・ベイエリアをつなぐバスと歩きでの回り方
  • 節約術や移動のコツ

実際に体験談をもとに、冬の函館で「どこを・どの順番で・どこまで歩いたか」を紹介します。
1日でどこを回るのかの計画を組みやすくなると思います。

今回は予定外に追加された2日目の函館観光です。五稜郭や函館山などの定番スポットを車なしで巡ります。初日の内容は以下の記事で紹介しています。

目次

冬の函館観光を車なしで楽しむ1日のスケジュール

まず今回の旅の全体像からお伝えします。旅行時期は2026年3月2日で、3月最初の平日です。

前日まで宿泊していた大沼プリンスホテルから無料送迎バスで函館駅へ向かい、その後は路線バスと徒歩だけで函館市内を巡りました。

五稜郭から函館山、元町・ベイエリアまで1日で回り、最後は函館空港へ向かうルートです。

実際に歩いたからこそ分かった移動のコツや、お得に観光する方法も紹介します。

今回のスケジュールはこちらです。

09:10 大沼プリンスホテル出発
09:50 函館駅到着・荷物預け
10:08 函館駅→五稜郭公園入口
10:30 五稜郭タワー・五稜郭公園・箱館奉行所
12:00 五島軒エクスプレスで昼食
12:43 五稜郭公園入口→函館公園前
13:17 函館公園
13:30 函館護国神社
13:50 函館山
14:49 旧函館区公会堂
15:18 メルヴィーユ
15:34 テディベアミュージアム
15:48 スナッフルス
16:20 ハセガワストア・セイコーマート
16:50 函館駅
17:30 函館空港到着

函館山周辺やベイエリアは歩くので、疲れたときは無理せず休憩したり、バスや市電を使うことも考えるようにしてください。

所要時間とお金の目安

まずは今回のルートでかかった時間と費用を紹介します。

  • 所要時間は7時間ほど
  • 交通費はバスのみで590円
  • 歩行量は約6.4km(五稜郭エリアで1.5km、函館公園~函館山で約1km、函館山~赤レンガ倉庫で約2.5km、赤レンガ倉庫~函館駅で約1.4km)
  • 坂道あり・雪道は冬靴必須

函館駅から五稜郭、五稜郭から函館公園への移動で路線バスを使用し、その後は函館山ロープウェイ、旧函館区公会堂、金森赤レンガ倉庫、函館駅まで徒歩で観光できました。

今回はバスに2回乗車しただけなので、1日乗車券は不要です。この他、割引系ではないですが、ANAマイレージクラブのアプリクーポンを3か所で使っています。

函館・車なし観光【午前】五稜郭エリアを観光

予定より早く9:50頃に函館駅に到着したら、函館駅構内にあるヤマト運輸の営業所でスキーバッグを預けます。公式の預入可能サイズよりも大きかったですが、預けることができました。

営業は17時までなので、この時間までに戻って荷物を受け取る必要があるので注意です。預け入れが終わったら、路線バスで五稜郭へ向かいます。

今回は10時8分発の江差ターミナル行きのバスに乗車しました。約20分で到着します。

五稜郭公園に徒歩距離が短いバス停は「警察署前」で、私もここで降りましたが、タワーのチケット購入前の方は、一つ手前の「五稜郭公園入口」で降りることをおすすめします。

というのも、後ほど紹介するコンビニチケット購入・発券できるセブン‐イレブンが近くにあるためです。

五稜郭タワーをお得に楽しむ方法

五稜郭タワーへ向かう前に、道路を挟んだ向かい側にあるセブン‐イレブンへ立ち寄り、マルチコピー機を利用してJTBコンビニチケットを利用して五稜郭タワーの入場券を発券します。

JTBコンビニチケットはセブン‐イレブンのほか、ファミリーマートやローソンでも利用可能です。

コンビニチケットを利用するメリット
・入場料金が約1割安くなる(加えて、三井住友カードなどによる、提携店ポイント還元を受けられる可能性)
・チケットカウンターに並ばずエレベーター待ちの列に進める
・購入日から約1か月有効なので、事前購入可能(その場合、警察署前バス停からタワーに向かうのが良いです)

少しでも旅行費用を抑えたい方、当日チケットカウンターに並びたくない人には、とてもおすすめです。

ただし、ANAマイレージクラブアプリなどのクーポン特典で、クーポン提示でポストカードを受け取ることができるのですが、この場合はセブンチケットを持っていても一度チケットカウンターに立ち寄る必要があります。

クーポンを利用する予定がある方は、この点だけ注意してください。

私が行ったときは平日ではあったものの、若い方のグループや外国人観光客が多く並んでいて、10分近く待ちました。

星形の五稜郭を一望できる絶景スポット

五稜郭

五稜郭タワーは高さ約107mの展望タワーです。

展望台からは、日本初の西洋式城郭として造られた星形要塞・五稜郭を真上から眺めることができます。

五稜郭は江戸時代末期、蝦夷地防衛のために築かれた城郭で、戊辰戦争最後の戦い「箱館戦争」の舞台としても知られています。

現在は公園として整備されていますが、上空から見ると現在でもきれいな五角形が残っていることが確認できます。

私が訪れた日は雲ひとつない快晴でしたので、五稜郭だけではなく、函館山や大沼方面の山々はもちろん、津軽半島まで見渡すことができました。

北海道は天候が変わりやすいため、ここまで遠くまで見える日はそれほど多くありません。今回の旅行の中でも、特に印象に残った景色の一つでした。

展望台には五稜郭や箱館戦争について学べる展示もあるので、歴史好きの方はぜひ時間を取って展望谷内を一周してみてください。

函館市内

五稜郭公園を歩きながら歴史を感じる

ジェラート

展望台から降りる際、エレベーターは帰りのみ2階で降りる構造になっており、フロアには函館らしいお土産店や飲食店が並んでいます。

今回はこの中にある人気ジェラート店「MILKISSIMO」で少し休憩します。

注文したのは、ハスカップノルド、ミルキッシモミルク、チョコラータ(ジャンドゥイア)の3種類です。

最初にハスカップの爽やかな酸味を楽しみ、その後に濃厚なミルクとチョコレートを味わう組み合わせが特に気に入りました。観光でたくさん歩く前の休憩にもぴったりです。

さらに階段を下りると、土方歳三像や大砲の模型があります。箱館戦争ゆかりの展示を見ることで、この場所が歴史の舞台だったことを改めて実感できます。

山砲と土方歳三像

その後はいよいよ五稜郭公園へ向かいます。

春には約1,500本もの桜が咲く北海道有数の桜の名所ですが、春以外でも広々とした園内をゆっくり散策できます。

私が訪れた時期は雪解け直後だったため、一部ぬかるみが残っていました。

歩きやすさを考えると、ショートカットしようとして芝生の上を歩くよりも、確実に舗装された遊歩道を利用するのがおすすめです。

箱館奉行所入口

箱館奉行所で幕末の歴史に触れる

箱館奉行所

橋を渡って進むと、木造建築の美しい建物が見えてきます。これが箱館奉行所です。

箱館奉行所は江戸幕府が蝦夷地を統治し、防衛するために設置した役所です。

もともとは函館山の麓にありましたが、防衛面を考えて五稜郭内へ移転し、1864年に完成しました。しかし、箱館戦争後の1871年に解体されてしまいます。

現在の建物は、2010年に当時の工法や材料を可能な限り再現して復元されたものです。

館内では、奉行が執務した表座敷や約72畳の大広間、箱館戦争・五稜郭建設の歴史に関する展示などを見ることができます。

大広間

実際に歩いてみると、木の香りが漂う落ち着いた空間で、江戸時代の役所の雰囲気を感じられました。

展示パネルも非常に分かりやすく、歴史に詳しくない方でも楽しめる内容です。

五稜郭タワーから見る景色だけでも満足できますが、箱館奉行所まで見学するとなぜ五稜郭が造られたのかがより深く理解できます。

時間に余裕があれば、ぜひセットで訪れることをおすすめします。

箱館奉行所を見学した後は、兵糧庫跡や門番所跡を眺めながら園内を歩きました。

最後に立ち寄ったのが「半月堡(はんげつほ)」です。

半月堡

半月堡は、星形要塞の弱点を補うために築かれた半月形の防御施設で、五稜郭の正面を守る重要な役割を担っていました。

現在は小高い場所になっており、五稜郭タワーや周辺の景色を眺められる穴場スポットです。

五稜郭タワーから全体を見た後に、実際に園内を歩いてみることで、星形要塞のスケールの大きさをより実感できました。

歴史好きの方はもちろん、写真撮影が好きな方にもおすすめしたいエリアです。

散策を終える頃にはちょうどお昼の時間になったので、再び五稜郭タワーへ戻り、昼食をいただくことにしました。

五島軒エクスプレスで函館の名物洋食店のカレーを味わう

五稜郭公園を一周して再び五稜郭タワーへ戻る頃には、ちょうど12時になっていました。

そこで昼食に選んだのが、タワー2階にある「五島軒エクスプレス」です。

五島軒は1879(明治12)年創業の函館を代表する老舗洋食店です。十字街にある本店で食事をするのが一番ですが、気軽に食べようと思える値段ではないので、手軽に観光の途中で立ち寄るなら、こちらの店舗が便利です。

今回はカレーに加えて、函館の老舗食肉加工メーカー「カール・レイモン」のウインナーも注文しました。

カール・レイモンのウインナー

スパイスの効いたビーフカレーはほどよい辛さで、昔ながらの洋食店らしいどこか懐かしい味わいです。一方、ポークカレーはビーフよりもマイルドで、お子さんでも食べやすそうに感じました。

ウインナーは皮がパリッとしていて、中から肉汁があふれる本格的な味わいです。函館名物を一度に楽しめる組み合わせなので、初めて訪れる方にもおすすめできます。

食後にはタワー内の「植木蒼悦ギャラリー」を少し見学してから、午後の目的地へ向かいました。

植木蒼悦ギャラリー

函館・車なし観光【午後①】53系統の路線バスで函館公園・函館山方面へ

午後は函館公園や函館山に行った後で、元町エリアを巡ります。

ここで利用したのが、12時43分発の53系統谷地頭温泉行きの路線バスでした。

この路線は約90分に1本しか運行していませんが、五稜郭から函館駅で乗り換えることなく函館公園方面まで行けるため、タイパ・コスパが良い路線です。

もし時間が合うのであれば、このバスを利用することをおすすめします。

ただし、一つだけ注意点があります。

函館駅を過ぎるとバスは東側の海沿いのルートを進みます。そのため、十字街周辺を観光したい場合は「宝来町」で降り、そこから5〜10分ほど歩くルートになります。

今回は30分乗車して「函館公園前」で下車しました。

函館公園は地元の人にも愛される絶景スポット

坂本龍馬

函館公園前のバス停を降りると、まず目に入るのが坂本龍馬像です。

この像はもともと十字街の北海道坂本龍馬記念館近くにありましたが、東日本大震災後の津波対策として、海抜約24メートルの函館公園近くへ移設さました。

バス停からは入口が分かりづらく、像の後ろ姿だけ撮影して次に向かいます。正解は、バス停から道なりにさらに歩いてたところのようですが、入って良いかどうかも不安だったので。

函館公園の敷地内に入り、展望台に上っていきます。展望台は函館山ほどの高さはありませんが、市街地と津軽海峡を一望できる穴場の展望スポットです。

函館公園からの景色

春には約360本の桜が咲く函館有数の花見スポットとして知られていますが、それ以外の季節でも静かな雰囲気の中で景色を楽しめます。

私が訪れた日は函館市街だけではなく、その先にある下北半島まではっきりと見渡すことができました。

函館山展望台は国内外から多くの観光客が訪れますが、こちらは比較的人が少なく、落ち着いて景色を眺められるのが魅力です。

函館公園からの景色

公園内には遊園地「こどものくに」もありますが、訪れた時は工事中でした。

「函館山以外にも景色の良い場所へ行ってみたい」という方には、ぜひ立ち寄ってほしいスポットです。

こどものくに

函館護国神社で函館戦争の歴史に触れる

函館護国神社の鳥居

函館公園から歩いて5分ほどで函館護国神社に到着します。

ここは明治2年の戊辰戦争(箱館戦争)から太平洋戦争まで、道南地域で戦没した約13,000柱の英霊を祀る神社です。

境内へ向かう鳥居の前に立つと、真っすぐ伸びる道路の先に函館の街並みと海が広がります。

訪問時に2名とすれ違っただけで、とても静かで落ち着いた空気が流れています。

函館護国神社境内

本殿で参拝した後は、境内にある新政府軍戦没者の墓にもお参りしました。

五稜郭や箱館奉行所を見学した後に訪れると、函館戦争という歴史をより肌で感じられます。

新政府軍戦没者の墓

御朱印もいただくことができたので、神社巡りが好きな方にもおすすめです。

この後はいよいよ函館観光のハイライトの一つ、函館山ロープウェイへ向かいます。山を横に歩く感じで起伏はほぼなく、7分ほどで着きます。

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