
東京から1人でスキーに行きたいけど、ツアーは高いし「2人以上〜」で申し込めない…。結局どこがラクで満足度高いの?
本記事ではこんなお悩みを解決します。
✅ 本記事の内容
- 東京から車なし1人スキーを成立させる考え方
- 越後湯沢を個人手配してタイパ・コスパよく滑り倒す方法
- 旭川ツアーで雪質と非日常をまるごと楽しむ方法
✅ 本記事の信頼性
- 筆者は「車なし旅行」を公共交通メインで全国各地で実践している
- 深夜バス・電車・徒歩旅を30回以上経験
- 国内と総合の「旅行業務取扱管理者資格」と「世界遺産検定2級」を取得済み
この記事を読むと、東京からの1人スキーを「高い」「面倒」「どこが正解かわからない」から解放して、自分のペースで”回数”も”満足度”も両方取りにいけるようになります。
「次の休み、1人でサクッと滑りたい」という方はぜひ最後までどうぞ。
【東京から車なし1人スキー】忙しい30代は「安く回数派」か「雪と旅気分派」がおすすめ
まず結論です。
東京から車なしで1人スキーを楽しむなら、考え方は2つに分けられると思います。
- ①安く回数派(=滑走回数を増やして満足する)
- ②雪と旅気分派(=雪質と非日常で満足する)



この2軸で見たとき、私のおすすめは以下2か所です。
- 安く回数派 → 越後湯沢(個人手配)
- 雪と旅気分派 → 北海道・旭川(パッケージツアー)
ここからは「選び方」ではなく、実際にどう楽しむか(=どう回すか)を具体的に書きます。
「移動のラクさ」と「現地の自由度」
1人スキーで失敗しやすいのは、「移動がダルくて、現地で疲れて終わる」パターン。



なので基準はシンプルに、移動がラクか/現地で自由に動けるかです。
- 越後湯沢:新幹線で約70分+無料送迎で、移動がラクで、当日朝から滑走可能
- 旭川:移動は長いけど、雪質と街の楽しさで、満足度の高い旅にできる
ここが強みです。
1人ツアー問題は”個人手配”で回避
「1人だと高い」「2人以上からしか申し込めない」問題は、ツアーに寄せるほど起きがちです。
逆に言うと、越後湯沢みたいに個人手配がしやすいエリアは、1人スキーの味方。
一方で旭川を含めた北海道エリアは、1回の予約で航空券と宿の手配が一度完結するので楽です。
パッケージツアーの中には、リフト券や往復のバス券がついているプランもあるので、お得に滑りましょう。
越後湯沢は”仮眠室×新幹線×無料送迎”でコスパ・タイパよく滑り倒す
越後湯沢を推す理由ははっきりしています。
宿泊代を圧縮しやすい+駅起点で動きやすい=1人でもコスパが良いからです。
仮眠室を使って宿代を抑える


“越後湯沢で安く宿泊する”最大のポイントは、ホテルに泊まらず、仮眠室で一泊することです。
候補は、石打の「ユングパルナス」か、神立スノーリゾートの仮眠室。



特に神立の仮眠室は、事前予約ができて、直前でも空いていることが多いのがありがたいです。週末は朝7時から滑ることが可能です。
さらに、キャンセル代が直前まで発生しないので「とりあえず押さえる」がしやすいのも、忙しい人向けです。
えきねっとトクだ値で移動も快適に


新幹線は、都内から越後湯沢まで基本1本。ここがまずラク。
その上で、えきねっとのトクだ値で1か月前に乗車券を確保できれば、片道5,000円以内で越後湯沢に行けます。



もし当たらなかった、クリック合戦に負けた場合でも、やることは同じで、選択肢を切り替えるだけです。
- グリーン車のトクだ値にする(快適さに振る)
- 別の便にする(価格重視で粘る)
- 通常料金(チケットレス)で行く(迷う時間を削る)
なお、東京駅始発か上野駅始発でも料金が変わります。
とにかく安くしたいなら、上野や大宮発を選ぶのがおすすめです。
ただし、新幹線駅から在来線を含めた最寄り駅までの乗車券は別に買う必要があり、しかも乗り越し扱いにならず、新たな乗車扱いになります。
そのため、上野・大宮から自身の最寄り駅までの運賃と合算して、本当に上野・大宮から乗った方が安いのか、事前に確認してください。
駅起点でゲレンデを気分で選ぶ


越後湯沢の楽しさは「選択肢の多さ」そのもの。
越後湯沢駅から各スキー場へ無料の送迎バスがあるので、駅を拠点にすると一気に動きやすくなります。



1人スキーなら、気分でゲレンデを変えるのが正解です。
前述の神立のほか、GALA湯沢、石打丸山、舞子高原、苗場、岩原など定番が多く、スキーヤーならNASPAも選べます。
ただし、NASPAは宿泊者でない限り専用の送迎バスがなく、4つのスキー場を巡回する無料送迎バスしかありません。
便数が少なく、待ったのに乗れないこともあるので、一般来場者はタクシーで行くのがおすすめです。
荷物はスキーゆうパックで身軽に
「できれば用具は手に持って行きたい」…これは分かります。
ただ現実は、新幹線の荷物棚や扉横の荷物置きは上野駅の段階で埋まりがち。さらに越後湯沢駅発の朝と夕方の送迎バスは基本満員です。
そのため、受け入れ側で業者の指定がなければ、事前にスキーゆうパックで送るのが楽です。



ヤマトのスキー宅急便は料金が高い上に専用袋が必要です。一方で、スキー場から発送する際はヤマト限定ということがあるので、専用袋を持っている人は忘れずに入れておきましょう。専用袋は再利用できます。
神立の深夜営業+深夜までの送迎で「夜まで滑る」


神立は週末だと深夜2時まで営業していて、無料送迎バスも深夜まで動きます。
これが何を生むかというと、「1日を分割して楽しめる」こと。



たとえば、別のスキー場で滑った後に越後湯沢駅で夕食を食べて、神立に戻る…みたいな動きができます。
駅周りをうまく使うと、1人でも時間が濃くなります。
頻繁に行くなら、駅やスキー場のシーズン貸し切りロッカーを借りたり、シーズンパスを持つのもアリ。超早割でお得に滑りましょう。
シーズンパスの中には、他スキー場の1日券が3,000円などになる相互利用特典がついていることがあり、その日の気分でスキー場を変えることもできます。
旭川は”極寒パウダー×街グルメ”で非日常をまるごと楽しむ
旭川の魅力は「雪が良い」だけじゃないです。
雪質+混雑していない+街の強さ(コスパの良いグルメ・観光・予約のしやすさ)で、1人でも充実した旅をお得にできます。
低温が生む雪質で「雪の良さそのもの」を楽しむ


旭川は北海道の中でも冬の気温が特に低いエリア。
1〜2月はマイナス10度以下になることが頻繁にあります。この気温が良い雪質を生みます。
“旅気分”派の1人スキーは、結局ここに回帰します。
雪が良いとそれだけで満足度が上がる。ここに旭川のスキー旅行の魅力があります。
ニセコやトマムなどはインバウンド向けに様々な料金が高額化しましたが、旭川はまだ良心的な価格帯なので、リピートしやすいです。
旭川空港は冬の北海道旅行の天敵「欠航」に強い


冬の北海道といえば、大雪や吹雪での欠航が怖くないでしょうか。特に新千歳空港の欠航は都心でもニュースになりがち。
都心からは距離が離れている北海道は、飛行機が欠航したら、新幹線やフェリーで行こうとはなりにくい。
せっかく休みをとったし、アクティビティのキャンセル代もかかるので、飛行機は絶対に飛んでほしいところ。
実は旭川空港の就航率は99%以上。元々除雪体制が整っていることに加え、新千歳空港と比較して飛行機の本数が少なく、作業時間を確保できるので、大雪の日でも欠航になりにくいのです。
札幌まで特急で約90分の距離なので、札幌で日帰り観光をする余裕も十分にあります。
欠航・遅延が怖いなら、旭川を拠点に動くというのもアリだと思います。
旭川駅からバス1本でゲレンデに直行


旭川は、周辺の雪質の良いスキー場へバスで直行できるのも強みです。
- 旭川駅からバスで20分、タクシーでも行けるサンタプレゼントパークスキー場
- 同じくバスで40分で行けるカムイスキーリンクス
- 同じくバスで65分、もしくは鉄道+無料バス乗り継ぎで行けるぴっぷスキー場
など、選択肢があります。スキー場へのバスは、市内の様々なホテルを経由していくので、ホテルの前からスキー場へ直行することも可能です。
近年では各地でリフト券の値段が上がっていますが、ここは自治体運営ということもあり、リフト券代は民間運営のスキー場と比べると値上がり率は抑えられているのもうれしいところです!
一方、公式なスキー場ではないので滑走は自己責任ではあるものの、大自然の中を滑りたいなら旭岳と言う選択肢があります。こちらも旭川駅からバスで行くことが可能です。
筆者のおすすめはカムイスキーリンクスです。周辺のスキー場では最大規模で、ゴンドラで山頂まで行くと、最長で4kmのロング滑走が楽しめます。
加えて土日でもそこまで混雑していないので、ほどほどの待ち時間でゴンドラに乗ることができ、滑走に多くの時間を使えます。
レンタルも内容も良く、通常レンタルでも良いモデルのものが借りられます。レンタル利用の際は、オンラインの事前予約で確実に押さえましょう。
さらに食事も充実していて、旭川ラーメンや日本ハムの工場が旭川にある関係で、シャウエッセンが乗ったカレーやホットドッグなど、旭川ならではの食事を、スキー場としては比較的安い値段で食べられます。
気になるのは今後の動向です。最近は海外の方が増えてきていることに加え、物価の高騰でリフト券代が値上がりしてきているほか、リゾート化の話もありますので、さらなる高額化の前にいっぱい滑っておきましょう。
空港から直行したいなら
空港から直行してすぐに滑りに行きたいなら、2つの選択肢があります。
- 旭川空港から予約制バスで60分で行けるカムイスキーリンクス
- 空港から車で15分のところにあるキャンモア・スキーヴィレッジ
キャンモア・スキーヴィレッジは旭川駅からの直行バスがありません。
そのため、スキー場がある東川町内の中心部まではバスで約50分ほどかけて行き、そこからタクシーを使って約10分かけて向かいます。
特定日であれば、町内の中心部にある交流施設「せんとぴゅあ」から無料の送迎バスが出ます。
旭川グルメや観光を組み込む


旭川は、ラーメン・海鮮・ジンギスカンなど、グルメのバラエティは豊富です。
また旭山動物園をはじめ観光スポットも多いので、
- 初日は観光+サンタプレゼントパークのナイター
- 他の日は日中滑って、夕方は旭川グルメ…
といった過ごし方ができます。



越後湯沢はリゾート地ゆえに、各店舗が小規模で数が少なく、予約不可の店も多いです。
結果として特定の店に客が集中し、待ち時間が長くなったり観光地価格になりがち。
一方、旭川は街が大きく飲食店が多いので、一般的な居酒屋は事前予約ができます。旅行前に予約しておけば問題なしです。
道北の拠点ということもあり、各方面からおいしい食材が集まるので、食材は新鮮でおいしく、東京よりも安く食べられて大満足です。
ジンギスカンで有名な大黒屋は、1か月前の段階で予約が埋まることもあるので、待ちたくないなら早めに押さえておきましょう。
また有名ラーメン店の前には行列ができますので、ある程度の時間寒空の下で待つ覚悟をして、防寒対策は徹底してください。
初日からナイターで滑り出せる


やっぱり初日から滑りたい。しかし首都圏から北海道の移動だと、飛行機+バスの乗り継ぎで、初日は日中が動けず、基本的にナイターから滑ることになります。
旭川の場合、旭川駅からバスで20分ほどの場所にあるサンタプレゼントパークスキー場で、初日から滑れます。
16時からナイター営業が始まり、最長21時まで。
すべてのリフトがほぼ21時近くまでナイター利用可能と、日中利用と変わらない条件にもかかわらず、大人のリフト券代はなんと1,800円。
ゲレンデ内標高330mに建つ、高さ50mの展望タワーから見る夜景は冬季は営業していませんが、同じ標高から見える旭川の街の景色は美しく、街明かりの夜景は日本夜景遺産に認定されています。
ただ、市内中心部とスキー場を結ぶ快速バスの運行は時間的に終わっているので、タクシーを手配して移動する必要があります。
旭川市以外では、隣の上川郡比布町にあるぴっぷスキー場も、例年2月末までナイター営業をしています。
16時から20時30分までで、第2リフトのみの運行ですが、リフト代わずか1,200円で滑ることが可能です。
ぴっぷスキー場に行く場合、比布駅から無料バスが出ていますが、13:50発が最終です。これ以降に行く場合は、比布駅や距離的に最寄の蘭留駅からタクシーで行く必要があります。
この他、空港から車で15分の東川町にあるキャンモア・スキーヴィレッジもナイターをやっています。



「移動日=何もできない」にならないのが、旭川のうれしいポイントです。
【まとめ】東京から行ける1人スキーを計画しよう!
東京から1人スキーを成立させるなら、考え方は2つだけです。
- 安く回数派なら越後湯沢(仮眠室×新幹線×無料送迎)で”滑る回数”を増やす
- 雪と旅気分派なら旭川(極寒パウダー×街グルメ)で”雪質と非日常”を取りにいく
次の休み、まずは越後湯沢で1回”回して”みるか、旭川で”雪の良さ”を体験しに行くか、ぜひ東京からの1人スキーを計画してみてください。
