
新潟市って、車がないと観光は厳しいのでは?



夏ならまだしも、冬だと雪もあるし、バスのダイヤも不安…
そんな悩みを持っていませんか。
私自身も訪れる前はそう感じていました。実際に訪れてみると、バスと徒歩を組み合わせることで、車なしでも1日しっかり観光できました。
この記事では、新潟駅を起点に、神社巡り、街歩き、水族館、歴史施設、グルメ、買い物までを巡ったコースを紹介します。
観光循環バスの使い方や時間配分、1日乗車券で受けられる割引など、初めての新潟市観光でも迷いにくいポイントをまとめました。
今回は冬の訪問でしたが、内容は季節を問わず使えるルートです。冬以外の季節であればより周りやすくなります。
車なしで新潟市を効率よく回りたい方の参考になれば幸いです。
✅ 本記事の内容
- 季節にかかわらず新潟市は車なしでも観光できるのか
- 観光循環バス1日乗車券を使ったリアルな動線
- 神社・水族館・歴史施設を巡るモデルコース
この記事を読むと、「自分もこのまま真似すれば失敗しない」という具体的なイメージが持てます。
新潟市観光を車なしで楽しみたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
なお、筆者は前日新津を観光した後、夕方に新潟駅に到着し、駅直結のホテルメッツ新潟に宿泊したため、ここを起点とします。
車がなくても、新潟市観光は成立するのか不安なあなたへ



結論から言うと、新潟市は「観光循環バス」と「徒歩」を組み合わせることで、たとえ冬でも車なしでも十分に観光できます。
なぜなら、新潟市中心部の観光地は、市内の有名観光地を周る「観光循環バス」と「徒歩」を組み合わせることで、1日で無理なく回れる距離感にまとまっているからです。
冬の新潟市観光で不安になりやすいポイント
私自身も、計画の時点では、
- バスの本数やルートが気になる
- 車がないと見どころが限られるのでは
「本当に車なしで回れるのかな…」と正直少し不安でした。
実際にやってみて分かったこと
しかし、実際に観光してみると結構充実した1日を過ごすことができました。
- 観光循環バスは、主要スポットを効率よくつないでくれる
- 神社・博物館・水族館など、冬でも楽しめる施設が多い



バスと徒歩で効率よく有名どころを押さえることができました
バスのフリーパス「観光循環バス1日乗車券」は車なし旅のマストアイテム


新潟市中心部の観光では、新潟市の観光循環バスを使います。旅の前に、新潟駅かアプリで「1日乗車券」を必ず購入しましょう。
料金はなんと500円です。これで乗り放題なのでとてもお得です。1回乗車で260円なので、2回乗るだけで元をとれてしまいます。
加えて、市内の有名施設や飲食店での優待もあり、この割引だけでバスに乗らずとも元を取れてしまうほど。
ただ始発は新潟駅9:30発と遅めなので注意です。
だからこそ、観光前に“計画”が重要
ただし、誰にでも無条件でおすすめできるわけではありません。落ち着いて快適に観光するなら、以下の点に気を付けてください。
- 観光循環バスの1日の便数が、夏期の最大20本と比較して、冬期は12本まで減ります(終バスが早まります)。平日だと、6本まで減ってしまいます。
- 太平洋側と比べて気温が低く、天気も悪い日が多いです。歴史的な施設は暖房が効いていないので、当たり前ですが冬は暖かい服装は必須です。
- 観光スポットがたくさんあるので取捨選択が必要です。



事前に「バスのダイヤ」と「どこに行くか」の確認して、計画を立てることが大切です
この記事では、このあと、
- 午前・午後に分けた具体的なモデルコース
- 観光循環バスと1日乗車券の使い方
を、実体験ベースで詳しく紹介していきます。
新潟市・車なし観光【午前】
名物 万代そばで始める新潟市・車なし観光の朝


朝食は、白山神社へ向かう前に万代シテイのバスターミナルにある名物 万代そばでカレーをいただきました。
テレビでも度々取り上げられる「バスセンターのカレー」。一度食べてみたいと思い、行列を恐れて早めに向かいます。
営業時間は朝8時からで、私は7:40頃に到着。前には家族1組しかいませんでしたが、開店直前には20名ほどの行列ができました。
食券機が動き出し開店すると、店員さんの客さばきが非常にスムーズで回転が早く、8:17頃に食べ終わって移動しようと思ったときには、すでに行列はなくなっていました。



朝一移動にこだわらなければ、無理に開店待ちをする必要はないかもしれません。
豚肉・玉ねぎメインのもったりした黄色いルーは、そば屋ならではの和風出汁のアクセントがありつつも、思ったよりスパイシーで、朝から食欲を刺激します。
ただ、注文時量の感覚がわからず、普通盛にコロッケを足したのですが、結構な量があり、自分には食べ進める内に苦しいと思うほど。
しかし周りの人は早々に食べ終えて出ていきます。自分が少食で食べるのが遅いだけなのか。
お腹が膨れるほどに朝食を食べ終えると、身体も心も温まり、これからの冬の街歩きに備えるエネルギーがしっかり補充できました。
まだ観光循環バスの始発まで時間があるので、時間の有効活用のため、別料金で8:22万代シテイ発の青山行の路線バスで白山神社を目指します。


白山神社から始める新潟市・神社巡り


市役所前バス停で降りるとすぐ白山公園の敷地があります。
白山神社は新潟総鎮守で、菊理媛大神(くくりひめのおおかみ)を祀り、農業、海上、国家の守護神として信仰され、はくさんさまとして新潟の人々に古くから深く愛されてきた神社です。
市役所前バス停から拝殿まではすぐですが、その場合裏側から入る形になります。実は敷地は広大で、拝殿周辺はその一部でしかありません。
まずは拝殿で参拝し、拝殿左側の地下道を通って拝殿の裏側に回ると、3社と道祖神にも参拝可能。
私も実際に歩いてみると、一見小さな神社に見えても、境内の奥行きに驚くほど。
- 蛇松明神:金運上昇、商売繁昌の神様
- 黄龍神社:金運・開運のご利益のほか、龍が手に持っている宝珠にさわると、どんな願いもかない、欲しいと思っている財や宝を得ることができると言われている。
- 松尾神社:音楽・芸術・創造力の神様である中津島姫命(なかつしまひめのかみ=弁財天)をお祀りする神社。
- 道祖神:安産、子授け、子育て、縁結び、夫婦円満にご利益があると言われる神様
さまざまなご利益を一度に感じられ、朝から気分が引き締まります。
当日は生憎の雨模様でしたが、静かな雰囲気のなかで、心が澄み渡り、今日一日を前向きに過ごせる力をもらえるようでした。
この他、参道を戻る形で歩いて左側に駐車場が見えると、その奥に住吉神社があります。
港の安全や商売繁盛を祈願でき、歴史ある港町の守り神を肌で感じることができます。


御朱印を待つ間に白山公園を巡る


白山神社の授与所は7時から開いていて、前述の5社の御朱印を受けられますが、書きあがるまで15分待ってほしいと言われ、番号札を渡されます。そこで待つ間に再度境内・白山公園を歩いてみます。
- 白山くくり石:総本宮・白山比咩(しらやまひめ)神社より拝受した、触れると力を授かる石。
- 蓮池・瓢箪池:夏場であれば蓮が咲く大きな池。
- 燕喜館:齋藤家の邸宅の一部を移築。9時開館なので、朝一だと外から眺めるだけになります。
授与所で御朱印を受ける間も、境内を散策しながら冬の静けさや池の景色を楽しめるので、時間を有効活用できます。
冬の朝だからこそ味わえる、澄んだ空気と穏やかな神社巡りのひとときです。
歩いて新潟縣護國神社へ


白山神社の参拝を終えた後、観光循環バスの始発までまだ時間があるため、徒歩20分ほどかけて新潟縣護國神社へ向かいました。徒歩の時間が長く、途中上り坂もあるので、無理をしてはいけません。
もしも新潟縣護國神社を観光ルートに含めない場合は、朝の出発を遅くして、白山神社前9:43発の観光循環バスの始発でマリンピア日本海に向かうのが良いと思います。
ようやく神社の入口に到着し、境内の奥にある平成に改修された荘厳で美しいな拝殿を見ながら石畳の参道を歩くと、自然と背筋が伸びます。
護國神社は、戊辰戦争から大東亜戦争までの新潟県関係の英霊を祀る神社です。
境内は静かで、参拝している間も片手で数えるほどでした。ここでは、平和や感謝、幸福、繁栄を祈ります。
御朱印も受けましたが、バスの時間との兼ね合いで、授与所とバス停が敷地の反対側にあるため、タッチの差で始発を逃すこともある点には注意が必要です。
私も護国神社前9:48発の観光循環バスの始発に間に合わなかったので、マリンピア日本海へは徒歩で向かいました。
けんしんの森を歩いてマリンピア日本海へ


グーグルマップではマリンピア日本海までの徒歩ルートとして、アスファルトの道をぐるっと回るルートが表示されます。
実は、神社西側の階段を下り、横断歩道を渡った先に、「けんしんの森」という森があり、この中を通る歩道を歩くショートカットルートがあります。
これにより若干徒歩の距離を減らすことができ、約5分ほど歩くと、新潟市水族館マリンピア日本海の入り口が見えてきます。


1日乗車券を提示すれば大人は300円の入場料割引を受けられるので、必ず窓口で提示しましょう。
冬でも水族館内は快適で、約2万点の水生生物を間近で見られる日本海側有数の規模です。


イルカショーはイルカの生体と学びながら、迫力あるジャンプなどを見ることができます。
前方は水しぶきがかかるエリアになっていますが、さすがに冬場は座る人は少なかったです。
個人的に一番印象的だったのは、イルカよりも司会のお兄さんが声優さんかと思えるくらい良い声だったこと。
ゴマフアザラシやトドの給餌解説では、飼育員さんによる説明を聞きながら、ゴマフアザラシやトドが餌を食べるところを見られます。
冬の土日でも館内は比較的空いていて、混雑に悩まされることなく、ゆっくり魚たちを観察できるのが良かったです。
私自身、冬の冷たい空気の中にずっといたので、水族館内の暖かさとベンチにほっと癒される感覚がありました。
滞在時間は約100分。生き物に触れるスポットもあり、写真撮影も十分楽しめます。
一通り鑑賞したら、11:36水族館前発のバスで北方文化博物館新潟分館前バス停へ向かいます。
新潟市・車なし観光【午後】
マリンピア日本海から観光循環バスを利用して、新潟市の歴史や文化をじっくり体感できるスポットを巡りました。
旧齋藤家別邸で味わう新潟の近代和風建築


バスで北方文化博物館新潟分館前まで移動し、旧齋藤家別邸へ向かいました。ここでも大人は1日乗車券を提示すれば60円の入館料割引を受けられます。
清酒問屋から始まった齋藤家は海運業で得た利益を元に1918年に造られた別邸で、数寄屋造りを基調とした贅沢な造りが随所に見られます。
室内に一歩入ると、各座敷や欄間、天井に施された細かな銘木の装飾に圧倒され、職人の技術と家主のこだわりが感じられました。
庭園は約4,500平方メートルの広さがあり、主庭や中庭、茶室が巧みに配置されていて、庭と建物が一体となった「庭屋一如」の空間が広がっています。
特に庭園の高低差を活かした回遊路や砂丘地形を模した築山は、四季折々の景観が楽しめるように設計されており、冬場の太陽に照らされた松や石の陰影が美しく映えていました。


建物内の大広間では抹茶とお菓子をいただくことができます(700円、5分ほどで提供)。朝のカレーが残る中、ここまで歩き疲れた体に抹茶のほろ苦さと和菓子の優しい甘みが染み渡り、贅沢な気分でゆったりとした時間を過ごすことができました。
約45分間、建築と庭園を眺めながら、歴史の息遣いを肌で感じることができました。


新潟大神宮・御林稲荷社で神社参拝を続ける


旧齋藤家別邸を出たら、徒歩ですぐの場所にある新潟大神宮と境内社の御林稲荷社へ向かいました。
新潟のお伊勢さまとして知られる大神宮は、衣食住や商売繁盛を祈願する神様が祀られており、中心部に位置するにもかかわらず静かで落ち着いた雰囲気です。
境内に繋がるまっすぐな登り道の途中には境内を歩くと、木々の間から差し込む冬の柔らかい光が神社の建物に反射し、厳かな気持ちになります。


御林稲荷社では、かつて幕府直轄の御林に指定された砂防林の守護神としての歴史を感じながら手を合わせました。
2社の御朱印もいただき、午前中に回った白山神社や護國神社と合わせて、神聖な空間で心を整えます。
港茶屋で小腹と甘味を満たす


御林稲荷社の参拝を終え、12:52発の観光循環バスで旧小澤家住宅入口バス停へ。到着後、次の目的地である旧小澤家住宅へ向かう前に、バス停近くの港茶屋で小休止。
港茶屋は国の登録有形文化財に指定された築110年古民家の中にあるカフェで、店内は落ち着いた雰囲気です。1日乗車券を提示するとソフトドリンクのサービスがあり、私はミニサイズのカフェオレを選びました。
人気の雪室抹茶ババロアを注文。ほろ苦い抹茶にクリームとあんこの甘みが絶妙に調和していて、冬の散策で疲れた体にぴったりでした。
築110年の古民家の趣や落ち着いた空間も楽しめ、リフレッシュできました。
なお、同じ古民家内には魚や片桐寅吉という海鮮系の食事処も併設されています。こちらは予約をして行った方が良いです。
旧小澤家住宅で知る豪商の暮らし


港茶屋でひと息ついた後、通りを道なりに徒歩2分ほど歩くと旧小澤家住宅に着きます。ここでも1日乗車券提示で大人の入館料が60円割引になります。
廻船問屋として栄えた小澤家の住宅は、敷地内に主屋や土蔵、庭園が整然と配置されており、江戸末期から明治にかけての豪商の暮らしをリアルに体感できます。


庭園にはクロマツや佐渡の石材が配置され、お金持ちのステータスとされる埋められた石臼や石組みを見ながら、当時の富や生活の豊かさを感じられました。


ボランティアガイドによる説明を聞き、建物の梁や壁、窓の造りに至るまで一つひとつに意味があることを知り、細部までじっくり見入ってしまいました。
金刀比羅神社で旅の浄化と救いの体験


旧小澤家住宅から6分ほど歩いて金刀比羅神社へ。
ここは香川の金刀比羅宮の御分霊を受けた神社の1つですが、江戸時代に金比羅大権現(金刀比羅宮)を厚く信仰していた航海者が荒天から守られたという伝承があることから、「救いの神」として知られています。


境内には戸隠神社があります。戸隠神社には木製の人形(ひとがた)が備え付けてあり、その人形には紐がついており、その紐は神殿奥の御神体に直接つながっています。
自身の身体で、力をつけたいところ・力を戴きたいところに人形をあて、唱え詞を唱えて力をいただきます。
また戸隠神社の後ろには病気平癒・苦難除去のご利益がある聖観音(気吹(いぶ)き観音)があり、身体で気になる部分と気吹き観音の同じ部位をなでてお参りをします。このお参りを「裏参り」と呼ぶそうです。


参拝を終えて授与所にに行くと、そこには金運小槌があります。小槌は大黒様の持ち物であり、それを自分の財布またはお金に向かって、「一(いち)・粒(りゅう)・万(まん)・倍(ばい)」と唱えながら振ることで金運を得ることができます。
多くのパワーと悪い部分の浄化をした後で、金刀比羅神社と戸隠神社の2社の御朱印をいただきます。
湊稲荷神社で狛犬を回す願掛け体験


金刀比羅神社の後、東に4分ほど歩くと湊稲荷神社があります。ここには全国でも珍しい回せる狛犬「願懸の高麗犬」があります。
台座と像に軸を差し込み、像と台座との間に0.5センチほどの隙間を置くことで、回る構造になっているとのことで、願懸けの際は、男性は拝殿に向かって右の狛犬を、女性は左の狛犬を、願い事を念じながら回します。
回す動作は思った以上に力が必要でした。何回かに分けて1周させます。


境内には他にも、天鈿女命神社や旧証券取引所から移された豊光稲荷神社などがあり、それぞれ御朱印をいただきながら、体験型の参拝で心身の浄化を感じられました。
午後の時間帯でも参拝者は2人ほどしかいなかったです。
みなとぴあで新潟の歴史を知る


湊稲荷神社から道なりにさらに東の方向に5分歩くと、信濃川沿いに広い敷地が見えてきます。
敷地内には、旧新潟税関庁舎や旧第四銀行住吉町支店といったかつて使われていた西洋建築が見えます。それらを横目に見ながら、新潟市歴史博物館みなとぴあへ。
ここでも1日乗車券提示で大人の入館料が80円割引になります。
みなとぴあでは、新潟が「水」とともに発展してきた歴史を、ジオラマや映像、実物資料を交えながら丁寧に紹介しています。
舟運や港町としての繁栄、そして水害と向き合ってきた人々の暮らしが、実感を伴って伝わってきました。
館内の展示ボリューム、企画展も含めると1時間ほどです。もう少し滞在しても良いかなと言う感じ。


建物を出ると、夕方の信濃川越しに新潟港を望むことができ、冬の澄んだ空気の中、赤く染まる空と水面の景色がとても印象に残りました。
冬期ダイヤでは、歴史博物館前16:32発が観光循環バスの最終便になります。
このバスを逃すと、循環バスでの移動はできなくなるため、ここが午後観光のひとつの区切りになります。
みなとのマルシェ ピアBandaiで港町らしい買い物を楽しむ


私はこの最終バスに乗り、新潟駅まで戻らず、信濃川の対岸にあるみなとのマルシェ ピアBandaiで下車しました。
ピアBandaiには、新潟の鮮魚や野菜、肉を扱う市場エリアと、ビアホールをはじめとした飲食店が並び、港町らしい活気があります。
観光施設でありながら、地元の人の姿も多く、「生活の延長線にある市場」という雰囲気が心地よく感じられました。
今回は、親から頼まれていた魚介類のお土産をここで購入しました。鮮度がよく、品揃えもあるので、生鮮品のお土産を買うには向いています。
インフォメーションセンターでは、1日乗車券を提示すると、マスコットのシールをもらえます。ちょっとした記念になります。
一方で、ここでしか絶対に買えないものが多いわけではありません。お菓子類であれば、後述するCoCoLo新潟の方が充実しています。
ここからの帰り道は、万代シテイまでは約1km、新潟駅に直行するなら1.3kmを歩くか、万国橋バス停から通常の路線バスを利用します。私は歩きを選びました。
強い目的がなければ無理に立ち寄らなくてもよい場所だとも感じましたが、冬期でなければこの後もバスがあるので、一度雰囲気を味わうために立ち寄ってみると良いかもしれません。
新潟市マンガ・アニメ情報館で意外な新潟文化に触れる


新潟市マンガ・アニメ情報館は、私は前日に訪れましたが、19時まで開館しているため、1日の観光を終えて万代シテイへ戻ってきた後に立ち寄ることも可能です。
ここでは1日乗車券を提示すると、大人の常設展の入館料が40円割引になります。
館内では、新潟ゆかりのマンガ家・アニメクリエーターの紹介に加え、体験型の展示や声優体験コーナーなどもあり、
知っている作品があれば、自然とテンションが上がる空間です。
特に印象に残ったのが「ラムちゃんと鬼ごっこ」。
新潟市出身の高橋留美子先生の作品「うる星やつら」の世界に入り、体を動かして、動きを目の前のカメラに認識させて、雷を避けながら、画面内のラムちゃんを捕まえるゲームですが、これが想像以上に難しいです。
大きく体を動かさないと捕まえられない一方で、雷にはやたらと敏感に反応してしまい、気づけばダメージばかりが溜まっていきます。何回かやりましたが、思ったよりもスコアを伸ばせず。
企画展を開催していない時期であれば、常設展示は30分ほどで十分に見て回れる規模です。
私が訪れたときは人も少なく、ほぼ貸切状態で、好きなように展示を楽しむことができました。
万代シテイで名物「いたりあん」で夕飯


夕飯は、万代シテイバスセンタービルにある「みかづき万代店」で、テレビでも良く取り上げられる新潟名物のいたりあんを食べました。
ここでも観光循環バスの1日乗車券を提示すると、50円引きになります。
待ち時間はなく、店内も比較的空いていて、観光地特有の混雑感はありませんでした。
太くてもっちりした麺に、トマトベースのソースともやしをはじめとした野菜がたっぷりでおいしいです。
ただ、1人前の量としては若干物足りないかもしれません。
提供までは早いので、一度1人前を食べてみて、物足りないなと思ったら、味変を兼ねて別の味のいたりあんを食べてみるのがいいかもしれません。
海鮮や新潟名物を食べるなら和.伊.の台所 五十八へ


私は前日の夕飯に、新潟駅西口の万代広場から西へ3分ほど場所にある、和食とイタリアンを融合させた創作料理が楽しめる人気店「和.伊.の台所 五十八(いそはち)」に事前に予約をして行きました。
実際に訪れた日は、店内は宴会利用のグループでほぼ満席。それでも1人客やペア利用の姿もあり、幅広い層に支持されていることが伝わってきました。
体感としては、予約なしでの入店はかなり難しそうです。特に週末や繁忙期は、事前予約が無難だと感じました。
まず印象に残ったのは、自家製レモンサワー。はちみつのやさしい甘さと、レモンのしっかりとした酸味がきれいにまとまっていて、すっきりしているのにコクもある一杯です。
甘すぎず、酸っぱすぎず、食事を引き立てる絶妙なバランスでした。ドリンクの提供はとても早く、注文してからほとんど待たされることがなかったのも好印象です。
料理は、最初の一品が出てくるまでにおよそ20分ほど。混雑状況を考えれば納得ですが、時間に余裕を持って注文するのがおすすめです。
特に名物の安田瓦焼きは、提供まで約45分かかりましたので、早めに注文しておくべき一品です。
熱々の瓦の上で香ばしく焼き上げられた岩船豚は、外側はこんがり、中はふっくら。見た目のインパクトもあり、テンションが上がります。
お刺身も印象的でした。梅ドレッシングでいただくスタイルは珍しく、最初は驚きましたが、これが想像以上に合います。梅の爽やかな酸味が魚の旨みを引き締め、後味がさっぱり。
全体的にメニューが豊富で、あれもこれも試したくなります。そのため、注文はハーフサイズにするのが賢明です。
なめろう、唐揚げなどどんどん注文する中で、油揚げをレギュラーサイズで頼んでしまい、思った以上のボリュームに少し後悔しました。
美味しいからこそ食べ切りたくなりますが、他の料理を楽しむ余裕を残しておく意味でも、1人旅なら少量ずつ頼むのがおすすめです。


新潟駅直結CoCoLo新潟でお土産探しと甘い休憩


お土産については、基本的に新潟駅直結のCoCoLo新潟で事足ります。
駅ナカなので移動の負担がなく、JREポイントが貯まるのも嬉しいポイントです。
ハッピーターンやばかうけといった新潟定番のお菓子も、新潟限定フレーバーやパッケージが揃っており、配り用のお土産を選ぶにはとても便利です。
特に印象的だったのが、名物 万代そばのカレーのレトルトがここで購入できたことです。
万代そばの店舗では売り切れで、他のお土産店でも売り切れていたので、見つけたときは思わず手に取りました。
CoCoLo新潟内にある亀田製菓の商品を売っている「HAPPY SHOP」では、ハッピーターンを使ったスイーツも楽しめます。
今回はソフトクリームとハッピーターンのセレクトセットを選択。





魔法の粉は「かける」というより「載せる」レベルでたっぷり。少し余るほどの量で、まさに幸せの塊です。
ソフトクリームにかけるソースは選べることができ、今回は選択肢の中からミックスベリーを選択。ベリーの甘酸っぱさと、魔法の粉の旨みは、それぞれが独立した味として感じられました。
粉を最後まで食べきると、なかなかの背徳感がありますが、旅の終わりにはちょうどいいです。
ただ、CoCoLo新潟全体に言えることとして、座れる椅子がありません。
スイーツを食べたり、歩き疲れたときに少し休める場所が見つかりにくい点は注意が必要です。
絶対知っておきたい|新潟市観光循環バスと1日乗車券
冬に限らず、新潟市中心部を車なしで観光するなら、観光循環バスの1日乗車券が最強のパートナーになります。
通常の路線バスが通っていないスポットにもアクセスできます。
レンタサイクルと言う選択肢もありますが、
- 6時間500円、以降1時間ごとに100円と、バスと比較してお得ではない
- 雪が積もっていたり、凍っている場所を走行するのは危険
- 9:30にならないと借りられない
- 各施設や飲食店での割引を受けられない
と言う理由で避けました。
観光循環バスの特徴
- 小型の路線バスで、新潟駅を起点に市内主要スポットを1方向ルートで巡回します。
- 新潟駅を起点に万代シテイ→ 白山公園 → マリンピア日本海 → 古町 → みなとぴあ → ピアBandai と経由して、再度新潟駅に戻ります。
- 1回の乗車あたり260円。500円の1日乗車券を使えば、何度でも乗り降り自由です。
- 始発は9:30新潟駅発と遅め。早朝から動きたい人は、別料金で通常の路線バスなどを使う必要があります。
私も12月の土曜日に、前日に購入した紙の1日乗車券(500円)を使って巡りました。
バスは小型な分座席数が少なめですが、マリンピア日本海以降の停留所では十分座れました。
観光循環バス1日乗車券の購入方法
【紙の乗車券】
・新潟交通の各案内所(新潟駅・バスセンター)
・新潟市観光案内センター(新潟駅2階の東改札正面)
・ホテル日航新潟(ここに前泊をするなら)
厳密には、マリンピア日本海、新潟市歴史博物館(みなとぴあ)、旧齋藤家別邸などでも購入できますが、新潟市へは新潟駅から入る人が多いと思いますので、新潟駅で買いましょう。
【デジタル版】
RYDEPASSアプリで購入可能
私は観光案内センターで紙の乗車券を購入しました。
500円で一日乗り放題なので、徒歩だけで巡るより格段に移動が楽です。
詳細はホームページを参照してください。
季節・曜日で変わる運行本数に注意
- 4月~10月:1日14便(夏休み期間の土日祝は20便。17:57新潟駅着が最終便)
- 11月~3月:平日6便、土日祝12便(終バスが早まり、16:57新潟駅着が最終便)
始発は9:30新潟駅発で変わりませんが、冬は終バスが早まる形で本数が減ります。特に平日だと行動範囲が狭まる可能性があります。
私が行った12月の土曜は、無理なく1日で主要スポットを回れました。
ダイヤの詳細はホームページの時刻表を参照してください。
バスを使ったメリット
- 徒歩で回ると距離があるスポットもラクに移動できる
- 夏の暑さや冬の寒さ、悪天候でも、体力を温存して観光に集中できる
- 観光循環バス1日乗車券で施設や飲食店で割引や特典を受けられる(マリンピア日本海・旧齋藤家別邸など)
【入場料割引例】(大人料金として)
・新潟市水族館マリンピア日本海で入場料300円割引
・旧齋藤家別邸で入館料60円割引
・新潟市歴史博物館みなとぴあで入館料80円割引
・旧小澤家住宅で入館料60円割引
・新潟市マンガ・アニメ情報館で常設展の入館料40円割引



観光循環バスを軸にすれば、車なしでも新潟市観光は十分に楽しめます
割引の詳細はホームページの特典店舗を参照してください。
車なしでも、新潟市は思っていた以上に歩きやすかった
新潟市観光は車が必須というイメージがありましたが、実際には観光循環バスと徒歩を組み合わせることで、1日十分に回ることができました。
市内中心部の観光地は距離が近く、歩道も整っているため、移動で大きなストレスを感じる場面はほとんどありません。
観光循環バスは移動手段として便利なだけでなく、1日乗車券で施設の割引や特典が使える点も魅力です。
ただし、冬期は運行本数が少なく最終便も早いため、午後はバスの時間を意識した行動が必要になります。
今回の訪問は冬でしたが、このコースは季節を問わず応用できますので、皆さんもバスを使って新潟市を観光してはいかがでしょうか。

