転職後の適応障害で受診したらどうなったか?問診・薬・診断書のリアル体験談

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転職して少し経った頃から、心も体もついていかなくなった。

精神科に行ったら実際どうなるの?診断書とか薬とか、具体的に知りたい。

転職は「環境を変えれば良くなる」と思って踏み切ることが多いです。

でも現実は、転職したからこそ一気に崩れることもあります。

この記事では、転職後に不調が出て精神科を受診したとき「実際に何が起きたか」を、問診・薬・診断書の話まで含めてリアルにまとめます。

本記事の内容

  • 転職後に受診を決めた3つの理由
  • 精神科がすぐ予約できない現実と探し方
  • 問診で言われたこと/処方された薬/診断書を迷った話
  • 2ヶ月で通院をやめた理由と、その後の変化

本記事の信頼性

  • 筆者自身が、転職直後に不眠・食欲低下・感情の鈍さが続き精神科を受診
  • 適応障害の可能性を告げられ、薬の処方や診断書の選択に悩んだ体験あり
  • 通院後に回復のきっかけが何だったかも含めて記録

「転職 適応障害」で検索している人が一番知りたいのは、理屈よりも“結局、受診したらどうなるのか”だと思います。

同じように悩んでいる人の判断材料になればうれしいです。

目次

転職後に受診を決めた3つの理由

悩んでいる男性

受診って、正直ハードルが高いです。

「まだ大丈夫」「気のせいかも」「甘えてるだけかも」みたいに、先延ばしにしがち。

それでも自分が精神科に行こうと思ったのは、次の3つがそろってしまったからです。

①転職1か月頃から毎日がしんどくなった

転職直後の1か月は、新しい環境に慣れようと必死で「まだ慣れてないだけ」と思っていました。

ところが1か月を過ぎた頃から、毎日がしんどいという感覚が常に張り付くようになりました。

仕事が終わった後も、家に帰っても、ずっと疲れが取れない感じ。

「慣れればマシになるはず」という期待が、少しずつ消えていきました。

②寝られない/食べられない/休日はベッドから出られない

生活の基礎である「睡眠」「食事」「休息」が、全部崩れていきました。

  • 寝られない:布団に入っても眠れず、眠れても途中で何度も目が覚める
  • 食べられない:食欲が低下し、食べても美味しく感じない
  • 休日はベッドから出られない:土日が来ても何もする気になれず、ベッドで週末が終わる

「仕事がきつい」だけなら、まだ気合いで乗り切れるかもしれません。

でも生活そのものが壊れていく感覚があると、どうにもならなくなります。

③お笑いを見ても笑えず「感情が鈍る」感覚が出た

これが、自分にとって一番きつかったです。

家族とテレビのお笑い番組を見ているのに、以前のように笑えなくなりました

落ち込むとか悲しいとかじゃなくて、そもそも感情が反応しない感じ。周りが笑っている中で、自分だけ外側にいるような感覚がありました。

「楽しい」とか「嬉しい」みたいな感情が、どこかに行ってしまった感じです。

これが半年ほど続いたとき、家族から「精神科に行ってみた方がいいんじゃない?」と言われました。

精神科はどこもいっぱいですぐに予約できず

クリニックの待合室

受診を決めても、次にぶつかったのがこれです。

そもそも予約が取れない。

家族に受診を勧められた

家族から「精神科に行ってみたら?」と言われても、正直あまり乗り気ではありませんでした。

「精神科に行く」こと自体に抵抗がある部分もあったし、「自分はまだそこまでじゃない」という気持ちもありました。

でも、半年間ずっとこの状態が続いていて、改善の兆しが全く見えなかったので、「とりあえず一回行ってみるか」と思うようになりました。

周辺は予約が埋まり、先の予約しか取れないことも

いざ行こうと思って周辺の精神科・心療内科を調べると、どこも予約でいっぱいでした。

「来週行こう」「週末に行こう」みたいなノリで行けるものではなく、場所によっては1か月以上先まで予約が取れないというところもありました。

つらいから今すぐ行きたいのに、予約が取れないから結局先延ばしになってしまう。

この段階でさらに気持ちが落ち込みました。

Googleマップからクリニックを探す

結局、Googleマップで自宅から近く、評判も極端に悪くない精神科・心療内科を調べ、ホームページを確認し、比較的近日中に予約できる場所を探しました。

口コミを見ると「待ち時間が長い」「先生がそっけない」みたいな声もありましたが、「完璧な病院を探そう」とすると動けなくなるので、「とりあえず受診できる場所」を優先しました。

ここで大事なのは、完璧な病院探しをしようとすると動けなくなることです。

もちろん合う・合わないはありますが、まずは「受診して現状を言葉にする」だけで状況が動きます。

受診でわかった転職先での適応障害

観葉植物

初診では、問診の前に予備問診がありました。10分程度担当の人と会話しました。

最近の仕事の状況、家での過ごし方、眠れているか、食べられているか、休日の状態などを一通り説明します。

初診の内容とクリニックの様子

状況を話した結果、担当の人からは「適応障害だと思われる」という趣旨の回答がありました。

その瞬間、自然と涙が出ました。

自分では「ちゃんとやらなきゃ」「慣れれば大丈夫」って思っていたのに、口に出して説明していくうちに、どこかで限界を認めたんだと思います。

その後の待合室で待つように言われて戻ります。

ただ、待合室は常に人でいっぱいで、医師がどんどん回している印象も受けました。

その後呼ばれて実際に院長と落ち着いて会話できた時間は、体感では数分程度だったように感じます。

診断としては適応障害の可能性が示され、「診断書は書けます」とも言われました。

でも、休職すると給与が減るし、その後会社を辞めるにしても転職が厳しくなるかもしれない。

そう考えると、その場で「診断書を書いてください」とは言えませんでした

結果として、薬をもらって様子を見る方針になりました。

■処方された薬

  • 漢方
  • リフレックス(うつ状態の治療薬)

さらに自分の場合は、レストレッグス症候群(夕方以降に足を動かしたくなり、動かさないと眠れない症状)を併発しました。

この症状がさらに不眠を悪化させたため、治療薬としてビ・シフロールも追加で処方されました。

2ヶ月でクリニックに行かなくなった訳

その後も精神科には通い続けました。

途中で血液検査も受けて異常はなかったのですが、回を重ねるごとに待ち時間の割に医師との会話が短いと感じるようになりました。

実際の診察時間は1〜2分程度で、「前回と変わりないですね」「薬は続けましょう」みたいなやり取りで終わることが多かったです。

正直、「ここで会話して良くなる感じはしないな…」と思うようになりました。

薬はもらえるけど、それ以上の変化は期待できない。

結果、2ヶ月ほどで通院をやめました

受診後の変化と職場の空気

通院をやめたからといって、すぐ治ったわけではありません。

ただ、仕事が一周して「何が起きる仕事なのか」が見えてきたこと、そしてクライアント側の方針変更で仕事の進め方が比較的良い方向に変わったことが重なり、行動力は少しずつ戻ってきました。

一方で、楽しい感情は以前ほど戻らない感覚が残りました。

レストレッグスは翌年にも再発し、初めて発症してからは毎年1回は出るようになってしまいました。

症状がゼロになるというより、「付き合い方」を探す段階に移ったという感じです。

そしてこれは、転職後に適応障害っぽい状態になった人が一番不安になるところですが、休職の相談をすると、制度上は受け入れても、現場の空気は冷たいことがあります。

■休職者がいる現場での実体験

  • 会社は制度上は受け入れるが、上司や同僚はいい顔をしない
  • 休職者が出ても代わりの人員は手配されないため、組織内の負担が増える
  • 上司は「いつまで休むのか」「復職してもまた再発しないか」「復職後の業務量の範囲」で悩む。定期的な健康状態の確認も手間と感じている
  • 長期化すると「いかに辞めさせるか」の動きに入るケースもある

自分が入社した会社では、すでに2人が休職していて、その後転職してきた1名も含めて、合計3人の休職者を見てきました。

中には仕事の引継ぎ中に休職し、その後退職してしまった人もいて、指導に費やした時間が報われなかったケースもありました。

だからこそ、受診はゴールではなく、「自分の状態を把握して、働き方(続け方/休み方/辞め方)を設計するためのスタート」だと思っています。

【まとめ】転職後に不調を感じたら受診も選択肢に入れよう

転職後に不眠・食欲低下・感情の鈍さが続くなら、適応障害の可能性も含めて一度受診してみる価値はあります。

ただし精神科は予約が取りづらく、診察時間も短いことが多いので、過度な期待ではなく「現状把握の手段」として捉えるのが現実的です。

■受診で整理できること

  • 自分の状態が適応障害かどうかの判断材料が得られる
  • 診断書を出してもらう選択肢が生まれる
  • 薬で症状を軽減できる可能性がある

ただし、回復には通院だけでなく、仕事の慣れや環境の変化など、職場側の条件が大きく影響することもあります。

休職するかどうかは、制度だけでなく職場の空気や負担構造も踏まえて判断することが大切です。

「まだ大丈夫」と思いながら限界を超えるより、早めに受診して選択肢を増やす方が、結果的に良い方向に進むこともあります。

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