北海道・大沼の観光は冬でも車なしで楽める?スキーをする日・しない日の楽しみ方

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大沼公園

大沼公園周辺は冬でも楽しめるの?

車なしでもちゃんと回れるのか不安…

本記事ではこんなお悩みを解決します。

本記事の内容

・車なしでの具体的な回り方
・大沼観光の冬の楽しみ方(スキーあり・なし)
・スキーをしない日の1日の流れ

この記事を読むと、冬場にスキーができなくても大沼観光を満喫する方法がわかり、車なしでも迷わず1日のプランを立てられるようになります。

冬期以外でも使えるプランなので、大沼滞在中の時間を充実させたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

大沼観光は冬でも楽しい?2通りの楽しみ方

まず結論からお伝えすると、大沼は冬でも楽しめます。その上で、スキーをするか・しないかで過ごし方が変わります。

スキーをするなら函館七飯スノーパークかグリーンピア大沼で終日過ごし、スキーをしないなら大沼公園周辺の散策やアクティビティをメインに楽しみます。

ただし、サイクリングなど他の季節の定番アクティビティは冬はやっていないため、時間に余裕があれば、隣駅の赤井川のエリアに行ったり、函館市に戻ったりすることも選択肢になります。

たとえスキーしかしない予定だとしても、当日の天候やゲレンデのコンディション、怪我や体調不良等によってスキーができなくなる可能性があります。

実際に私は3日間スキーをする予定でしたが、雪不足によるゲレンデのコンディション不良で、2日目の午前中に切り上げることになり、午後は大沼散策に使い、3日目は朝から函館市内に移動して観光しています。

特に2月下旬以降に行く場合は、念のためスキーをしない場合の過ごし方も考えておくと良いです。

車なしで楽しめるのか

まず結論として、大沼エリアは車なしでも問題なく観光できます。理由は以下の4点です。

  1. どの季節でもその時季ならではのアクティビティがある
  2. 大沼公園駅周辺にレストランやお土産処が充実している
  3. 大沼公園駅から大沼公園は徒歩圏内。公園内は歩いて巡ることが可能
  4. スキー場との往復は無料の送迎バスが利用可能

その上で、大沼観光では以下の3つを押さえましょう。
・基本は徒歩と送迎バス
・鉄道は時刻と本数に注意
・路線バスは周遊にはほぼ使えない

今回宿泊した函館大沼プリンスホテルは、大沼公園駅から約4.3km離れていて、歩こうとすると1時間かかってしまいますが、無料送迎バスがあるので、バスの出発時間さえ気を付ければ問題ありません。

大沼は函館市街地ほど混雑せず、目の前には大きな湖と駒ケ岳を始めとする山々が見え、静かに自然を満喫するには良い場所です。

大沼公園駅を起点に回る

すべての起点は大沼公園駅です。函館方面・長万部方面の特急列車が停まる、大沼の玄関口です。

駅前には観光案内所があり、観光・飲食・散策すべてがこの駅周辺に集中しています。

しかし、ここからの短~中距離の移動は難しく、歩くかタクシーしかありません。タクシーは大沼公園駅のロータリーに日中は大体1台停まっているほか、電話で呼ぶことも可能です。

以下に実際の鉄道とバスの利用可能性について説明します。

鉄道は使えるか

函館本線

特急列車は1時間に1本程度ありますが、普通列車は2時間に1本程度しかありません。また、函館方面は普通列車は16時台、特急列車含めても18時台が最終とかなり早いです。

大沼公園駅の隣駅は、北は赤井川駅(徒歩約6km)、南は大沼駅(徒歩約1.6km)ですが、いずれも特急列車は停車しませんので、普通列車に乗る必要があります。

他の地域から大沼公園に来る場合、もしくは他の地域に行く場合は、列車の時間に遅れないようにしましょう。

私の場合は、ホテルから歩いて赤井川に向かい、赤井川駅から大沼公園駅に帰る際に、14:31発の列車を利用しています。

ただ、観光目的ではなく食事目的でしたので、観光のために鉄道で隣駅に行くことは少ないと思います。

バスは使えるか

通常時(路線バス)

他の地域へのバスは新函館北斗駅や函館空港に行く路線バスがメインです。

新函館北斗行きは平日は10時台の1便だけで、休日は午後含め計3便。空港行きは毎日朝一と午後に計3便出ていますが、いずれも大沼観光には向いていません。

強いてあげるなら、これらのバスは途中「道の駅 なないろ·ななえ」という新函館北斗駅から車で約3kmほど北に進んだところにある道の駅に停車するので、ここで買い物や食事を楽しむことができるくらいでしょうか。

大沼公園駅から道の駅 なないろ·ななえまでは約15分で到着します。

例えば平日なら10時台のバス、休日なら午後発のバスに乗車し、大沼公園行きのバスの到着時間まで、約2時間程度の間滞在するプランを考えられます。

道の駅 なないろ·ななえの周辺には、セブンイレブンや函館エリアの有名ハンバーガーチェーンのラッキーピエロもあるので、普段の買い物・食事も可能です。

一方北側に行きたい場合は、大沼公園駅から歩いて約4km、函館大沼プリンスホテルの宿泊棟から歩いても1km弱の、ホテル敷地の入り口近くに、横川バス停があります。

ここからは長万部と函館を結ぶ長距離路線バスに乗車可能ですが、1日上下合わせて6便しかありません

また、長万部方面の始発は11時台で、それに乗って北に向かった後で函館方面に戻りたいと思っても、帰りのバスは16時台になってしまいます。

よってバスを使って周辺を観光するのは難しいです。

函館大沼プリンスホテルの宿泊者の場合
大沼公園駅の送迎バス乗り場
大沼公園駅の送迎バス乗り場

函館大沼プリンスホテルの宿泊者であれば、上記路線バスの他に、ホテルの無料送迎バスがあります。

しかし、ホテルを出発して大沼公園周辺で停まる場所は、大沼公園駅の他には、冬期は函館七飯スノーパーク、冬期以外なら大沼公園駅と函館大沼プリンスホテルの間にある北海道カントリークラブしかありません。

大沼でやりつくした場合は、函館大沼プリンスホテルから函館駅経由函館空港行きの無料送迎バスがあるので、約50分かけて函館駅まで行き、函館市内の観光に切り替えることも選択肢です。

ホテルに戻る場合、13:55函館駅発のバス以外の送迎バスは函館空港を経由してから戻るので、約75分かかります。

バスの移動時間を減らしたいならば、函館空港から乗る前提で、直前に湯の川エリアやトラピスチヌ修道院に寄る旅程を考えるか、函館駅から大沼公園駅まで鉄道で移動し、大沼公園駅から送迎バスに乗ることを考えましょう。

大沼でスキーする日の楽しみ方

大沼周辺のスキー場は、大沼公園駅から車で約10分のところにある「函館七飯スノーリゾート」と同じく車で約20分のところにある「グリーンピア大沼」の2か所があります。

今回はホテルからスキー場や函館駅・函館空港行きの送迎バスが出ていて、リフト券付きのパッケージツアーがある、函館七飯スノーリゾートに行きます。

函館七飯スノーリゾートについて

大沼公園駅から車で約10分、七飯町にあるスキー場です。

3km以上の長距離ゴンドラをメインに、山頂から大沼や駒ケ岳の雄大な景色を見ながら4km以上の長距離の滑走ができ、とても気持ちが良いです。

初心者のエリアが多く、山頂に行くほど中級・上級者向けのコースが増えていきます。

私が行ったときは多くが地元の人で、一部韓国からの団体客をはじめとする海外の方が滑っていました。

来場者の構成として、ボーダーは一定数いるものの、スキーヤーの方が多めです。

アクセスについて

送迎バス
バスのドア横の看板に注意です

スキー場へは函館大沼プリンスホテルまたは大沼公園駅・大沼駅から出発する予約不要の送迎バスを利用すれば、問題なく移動可能です。

函館大沼プリンスホテルの送迎バスは、ドア横の看板に「大沼公園行」と書かれていますが、これは函館七飯スノーリゾートに行かない場合は大沼公園駅止まりになるためです。

一瞬不安になるかもしれませんが、運転手さんに「函館七飯スノーリゾートに行く」と伝えることで、函館七飯スノーリゾートまで送迎してもらえます。

到着後の流れ・センターハウスについて

センターハウス
センターハウス。階段を上ってゴンドラに乗ります。建物右下、1階の入口脇にリフト券売り場などがあります。

到着後はゴンドラの乗車口があるセンターハウスの1階でリフト券を購入します。

パッケージツアーで函館大沼プリンスホテルでリフト券との引き換えチケットを受け取った場合、チケットをリフト券売り場の方に渡します。チケットに利用者の名前とホテルの部屋番号を書いて引き換えます。

ロッカーはセンターハウス1階の受付の周辺を囲むように配置されています。様々なサイズがあるので、大きいサイズのロッカーならスキーバッグも折りたたんでしまえそう。

ロッカー
大きいサイズのロッカー

サイズと物を取り出せる小窓があるかどうかで料金が異なり、窓なしなら小300円・大400円。窓付はそれぞれに100円プラスです。

一般エリアなので、ロッカーの前での着替えは避けた方が良いです。宿泊している場合は、着替えた状態で宿泊先とスキー場を往復することをおすすめします。

受付の横には売店もあり、ワックスなどのスキーグッズも購入できます。

リフト・ゲレンデについて

山麓には6人用のゴンドラと短い1本のペアリフトがあり、基本来場者はゴンドラの方に乗ります。

なぜか自分のスキー板(SalomonのAddikt Pro)がゴンドラのドアの板立てに入らず、度々ゴンドラ内に持ち込むことに。特に太いものではないので、初めての経験でした。

ゴンドラの乗車時間は約15分、ゴンドラからは駒ヶ岳や大沼の景色を眺めることができるので、気分は良いです。

山頂駅から出るとすぐ下に「PEAK CAFE」という飲食店があります。この店の脇に「ピークベル」という鳴らすと幸せになるという鐘があるので、一旦スキー装備を外して歩いて鐘に向かい、鐘の紐を引っ張ってみると高い音が響き渡ります。

ピークベル

店が開くのは10時からですが、鐘は店舗外にあるので、開店前でも鳴らすことは可能です。

鐘を鳴らして早速滑り出すも、2月末の朝の段階で積雪が75cmと、本州よりも雪がない状況だったのでかなり不安でした。不安は的中し、雪不足と暖かさでゲレンデはでこぼこした氷の上を滑る感じで、カーブするのに一苦労。

森林コースは土が見えているほか、初級者コースではかなり伸びてきた草をよけながらの滑走に。

ゲレンデ

山頂のチャレンジコースは人が滑っていない分コンディションは良く、滑っている感覚を味わえるのですが、圧雪車が入れないコース後半の急斜面は氷のコブが一面に。ここは慎重に下ります。

ゲレンデ
ゲレンデのコンディションが悪い場合

ゲレンデのコンディションが悪い場合は、ゴンドラで山頂に上った後、右に曲がって中級者向けのチャレンジコースを滑り、下り切った先にある第1高速リフトで再度上がることを繰り返す方が良いと思いました。

ゲレンデ

もしくは、センターハウスからゴンドラには乗らず、ゲレンデの左側にある第1ペアリフトを使い、初級者の小沼コースを滑ることも選択肢です。

ここは人工雪により積雪があり、比較的雪のコンディションが良いエリアでした。初級者コースで緩やかな下りで、安全に滑ることが可能です。

ただ、ゴンドラや高速リフトと比べるとペアリフトは遅いです。また直線的なコースなので、上る時間に対してすぐに滑りきれてしまいます。

その後もチャレンジコースを中心に滑っていたものの、雪の重さとゲレンデの凸凹具合に、1日滑るだけでかなり足の力を使ってしまい、しんどい思いをしてしまいました。

前年度は1日150km以上滑ることができるほど体力には自信があったのですが、翌日も状況が変わらないようであれば、スキーを切り上げようと思いました。

トータルで見ればゲレンデ自体は広く、人も多くないので、新潟や長野などのスキー場と比較して安心して滑ることができます。コンディションさえ良ければ様々なコースを楽しむことができます。

ゲレンデ

食事について

飲食店は前述のPEAK CAFEのほか、センターハウスの周辺にあるレストラン駒と山麓カフェの3軒あります。

レストラン駒
レストラン駒

PEAK CAFEは駒ケ岳などの景色を見ながら食事ができる場所で、ランチプレートやステーキなど、山麓の2軒と比較してリッチな分料金は高めです。一方でレストラン駒と山麓カフェは一般的な洋食、中華、麺類を食べられます。

スパカツ
ミートソーススパゲッティにとんかつを乗せた釧路発祥の料理、スパカツを注文

スキー場内の飲食店3軒はいずれも現金決済のみです。さらに注意したいのが、山麓の2軒の券売機は新紙幣に対応していません。新紙幣しかない場合は、センターハウスで旧札と交換してもらう必要があります。朝の時点で一度財布の中身を確認してください。

函館七飯スノーリゾート
山麓のレストランは新紙幣が使えません。券売機でその事実に気づいて焦る人がいました。

函館七飯スノーリゾートは宿泊・リフト券付きパッケージツアーがお得

宿泊プランによっては、リフト券付きのものもあります。今回私は函館大沼プリンスホテルの宿泊、飛行機、1泊あたり1日分のリフト券のパッケージツアーをビッグホリデーで手配しており、これはおすすめです。

ビュッフェ形式の夕食付きだと費用が朝食のみと比較して1日9,000円前後高くなるので、朝食付きのプランにしました。

函館大沼プリンスホテルは、スキー・スノーボードを楽しみたい人向けのサービスが整っていておすすめです。

スキー板・ブーツは乾燥室で保管可能

乾燥室

函館大沼プリンスホテルに宿泊する際、スキー板やブーツは室内に持ち込むことができません

その代わり、ホテルの宿泊棟とは別に乾燥室があります。室内には板を立てて保管できるサイズの個人用ロッカーがあり、スキー板やストック、スキーブーツのほか、グローブやヘルメットも保管できます。

部屋に持ち込まない分、部屋のスペースを広く利用できます。

163cmのスキー板、ブーツ、ストック、ヘルメット、ゴーグル、グローブ、その他小物もしっかり入ります。

大沼でスキーしない日の楽しみ方

大沼周辺の地図

大沼エリアの行動範囲は主に3つがあります。
・大沼公園駅周辺(観光の中心。飲食店も充実)
・大沼駅周辺(大沼公園の南側。山川牧場関連の飲食店やショップがある。コンビニあり)
・赤井川駅周辺(大沼公園の北西側。チェーン店含めた飲食店が複数。コンビニあり)

大沼公園内の島を歩いてみる

東側の大沼、西側の小沼を楽しむ一番シンプルかつ定番の方法です。駒ケ岳の雄大な景色を堪能できます。

春から秋は定期遊覧船があり、これに乗れれば歩かずに様々な景色を見られるのですが、12月~3月の間は営業していないため、そりやスノーモービルのアクティビティで湖を回るか、湖に浮かぶ小さな島々を歩くしかありません。

公式の散策路は「大島の路」「島巡りの路」「森の小径」「夕日の道」の4つあり、それぞれ方向や所要時間が異なります。今回は時間があったので、すべて回ってみました。詳細は後述します。

とにかく風が強く、湖に物を落とすと拾うことは難しいので、帽子は被らず、紙の地図を含め、手荷物は持たない方が良いです。

大沼でアクティビティを楽しむ

冬は周辺は雪に覆われ、湖も凍るので、他の季節ではできない冬ならではのアクティビティを楽しむことができます。

以下は実際にできることの例です。詳細は七飯大沼国際観光コンベンション協会のポータルサイト等でまとめて確認できます。

  • ワカサギ釣り(氷の上か桟橋から)
  • スノーシューを履いてハイキング(かんじきのような履物を履いて雪上を歩くアクティビティ)
  • スノーモービル
  • そりツアー(湖の氷の上をそりで巡る)

ワカサギ釣り以外のアクティビティは基本的に事前予約が必要です。空きがあれば当日予約ができることもありますが、急に予定が変わって時間ができた場合は、ひとまず電話で相談した方が良いです。

もしくは大沼公園駅前にある観光案内所で今から受付可能なアクティビティについて相談をしてみましょう。

また冬期は14~15時頃にはアクティビティの受付が終了してしまいますので、行く場合は早めに行きましょう。

食事を楽しむ

ステーションホテル旭屋 レストラン

大沼公園駅周辺の飲食店

大沼公園周辺にはいくつか飲食店があります。以下は徒歩5分以内の主な食事場所です。

地元のものを食べたいということであれば、大沼がある七飯町の隣にある森町で育てられている「ひこま豚」や、七飯町で100年以上の歴史がある牧場「山川牧場」の乳製品を使ったものがおすすめです。

スイーツ関係では、大沼公園駅前に沼の家という1905年創業の大沼だんごの元祖の店があり、大沼に来た人の多くの方が購入していきます。

基本的に大沼周辺の店は日中しか営業しておらず、15~17時には閉店。遅いところでも19時には閉店してしまいます。

夕飯をホテルで食べない場合は、早めに食べるか、事前にどこかで購入する必要があります

コンビニは大沼公園周辺にはなく、大沼公園駅から歩いて約1.8km先、隣の大沼駅前にあるセブンイレブンやそこから250m南にあるセイコーマートまで行かなくてはなりません。

大沼駅周辺まで行くと

大沼公園駅の函館方面の次の駅、隣の大沼駅から徒歩10分・15分のところに、山川牧場のレストラン・ストアである山川ミルクプラント山川ファームモータウンファクトリーがあり、自家牧場の牛乳を使った製品を食べたり、購入できたりします。

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